ティモテ - tomotei
右か、左か、どちらか片いっぽうの髪が、マフラーから「はみだしている」様子。草原を流れる小川のような、爽やかなマフラーしまい髪である。(余談だが、シャンプーのティモテは再び日本で販売されるらしい。)
マフラーしまい髪の愛で方としては、髪とマフラーのクロスポイントに注目するのが正しい作法なのだが、こういった「はみだし」を楽しむ場合は、マフラーと、しまわれる髪と、はみだす髪、これら3つの要素のバランスを味わうべきであろう。
形状としては美しさと清楚さを兼ね備えており、品格さえ感じられる優等生的なしまい髪なのだが、ひとつ疑問なのは、片側だけはみだすということが、自然な動きの中でありえるのだろうか、という点である。
もしかしたら、片側だけ、あえてはみださせているのではないだろうか。そして、その様子をわざと見せているのではないだろうか。そう考えると、マフラーしまい髪の一番の魅力である、無防備さ、狙いのない自然な愛らしさが失われてしまう。しかしながら、「この際もうどっちでもいいや」と思わせてくれるくらいの完成度の高いしまい髪であることもまた、事実なのである。
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